ブログ考、もしくは堀江貴文について

ADSLという優れたツールにより、インターネットへの敷居が
ひと昔前では考えられない程に低くなり、(気づけば、機械
オンチである筈のうちの親でも平気でネットに繋いで情報収
集できるようになっている。)ブログという便利なものがで
きたため、個人が、2ちゃんねるのような場での不特定な匿
名人物としてではなく、”一個人”として情報を発する事が
できるようになった。これってとってもすばらしい事。
ホリエモンがいっているように”隠れた才能”が世に出る機
会も増えたというわけ。で、彼の会社がやっているブログ出
版、そのコンセプトには大賛成です。

で、ブログをいろいろ見ていると、基本的には公開日記とい
う性格上、その人の主義主張が前面に出ている。必然的に、
その人物の中身がある程度分かってしまう気がするのですわ。

そのように考えて、良いブログとそうでないものを比較検討
してみる


比較的優れた(と思える)ブログの一例:
きっこのブログ

駄目なブログ:
堀江貴文ダイアリー - livedoor Blog(ブログ)

結局、良いブログは主義がしっかりとしているし、
自身の主張を肉付けしている情報なり理論なりが
具体的である。
駄目なブログはその反対。

ホリエモン、貴方、中身がスカスカだね・・・・・
勿論、本来なら経営者はエンターテイナーである必要は
ないのだから、必ずしも優れたブログを書かなければい
けないわけではない。しかし、自身を企業同士の会見でも
おもしろトレーナーを着る程シンボライズしているくらい
だから、自分のキャラクターをある種のエンターテイナー
としている事ははっきりしている。なら、ブログも薄っぺら
なのはよそうぜ・・・といいたい。

で、彼を見る度に思う言葉は”人間には二種類。使う人と
使われる人と”という言葉。差別主義者的な意味合いではなく、
その人の特性としてのお話。
彼は”人を使う”仕事には向いているのでしょう。
ただし、一般企業にヒラ社員として入社したならば、きっと
あまり出世することなく、割と不甲斐ない一生を終えたよう
にも思える。
それに彼も気づいていたのだろうから、経営者としての人生を
歩んだのだとう。賢明な判断だ。

結局の所、自我の特性に気づけば成功するし、それが商売の面なら
金持ちになれるというだけの話。

現在、自分が”使う立場”、”使われる立場”の両方を味わって
おりつくづく感じます。
自分は今の所、どっちにもなりきれないようである。不幸だね。